人の学習タイプには、「なぜ」「なに」「どうやって」「今すぐ」という4つのタイプがあることをご存知だろうか。
で、これをコピーライティングの型にあてはめると、人の行動を喚起する強力なコピーライティングメソッドとなるのです。
では、人の学習タイプについて、順を追って説明したいと思います。
【なぜタイプ】 このタイプの人は、「なぜ、やらないといけないの?」「それをするとどんなイイことがあるの?」と、行動することに意味や理由を必要とします。 問題点に気づかせてあげたり、それをすることのメリットやしないことのデメリットなどを教えてあげる。 |
【なにタイプ】 このタイプの人は、「それって本当?」「誰が言ってたの?」と、行動するのに証拠を必要とします。 具体的な数値やデータ、ビフォー・アフター、権威者の声など、信憑性や客観性がある根拠を示してあげる。 |
【どうやってタイプ】 このタイプの人は、「どうすればいいの?」「やり方は?」と、行動するのに具体的な方法を必要とします。 方法論や事例を使って、具体的かつ全体像について教えてあげる。ステップバイステップで説明すると効果的。 |
【今すぐタイプ】 このタイプの人は、「じゃあ、何すればいいの?」「前置きはいいから早く教えて!」と、行動するのに最初の第一歩を必要とします。 ヤルベキことが分かれば即行動できる。説明するより、実際にやって見せたり体験してもらう方が早い。 |
この4つの学習タイプは、この人はコレというのではなく、1人ひとりがこの4つのタイプを持ち合わせています。
ただ、どの傾向が強いかは人によって違う。
また、同じ人であっても、その分野における知識量や経験値によっても学習タイプが変わることがあります。
たとえば、無知の状態に近ければ近いほど、「なぜタイプ」寄りになる。。。分かりますよね。
学習タイプの違いによって、行動するきっかけやタイミングが違う。
なので、少しでも多くの人に行動してもらうためには、すべてのタイプに対応しなければなりません。
そして、「なぜ→なに→どうやって→今すぐ」の順で文章を書くというのが鉄則です。
ビジネスの成果は、期待するお客様の行動をいかに生み出せるかどうかです。
ホームページやブログ、セールスレター、あるいは接客などにおいても、「人の学習タイプ」を理解することで、情報を効果的に伝えることができるのです。
では最後に、人の行動を喚起する強力なコピーライティングメソッドをまとめると、、、
- 【なぜ】問題点に気づかせてあげたり、それをするとどんなイイことがあるのかを教えてあげる。
- 【なに】具体的な数値やデータ、事例や権威者の声など、証拠を示してあげる。
- 【どうやって】具体的かつ全体像をステップバイステップで説明してあげる。
- 【今すぐ】今すぐできる最初の第一歩を伝える。
以上です。
追伸、
4つの学習タイプについて、人の行動を喚起するコピーラインティングの型としてご紹介しましたが、これは、さまざまな教育現場などでも活用されているノウハウです。